ハードル競技はスタートから障害物(ハードル)を超えていきながらできるだけ早いタイムでゴールする競技です。ハードルの数や高さ、走る距離は種目や年齢、性別により異なります。
オリンピック種目は距離は男子は110mと400m、女子は100mと400mです。ハードルの高さは、
男子110mH = 106.7㎝
女子100mH = 83.8㎝
男子400mH = 91.4㎝
女子400mH = 76.2㎝ です。種目によって全然違うですね。
ハードルの数は実はどの種目も同じ10台です。つまり400mHハードル間の距離が広く設定されているんですね。
ハードルを倒したら失格?
ハードル競技のルールはハードルを越えてゴールする!というものなので、ハードルを倒してしまったら失格になると考える人もいるかもしれません。
しかし、実際はハードルを倒しても失格にならない場合もあります。
大切なのは「故意」に倒しているか否かです。
逆に言うと倒し方が「故意」でなければ10台すべてを倒しても失格にはなりません。かつて110mHの選手で「ハードルなぎ倒し男」の異名を持つアレンジョンソンという選手がいました。ハードルのほとんどを倒しながら金メダルをとってしまったからそのような異名が付きました。
「故意」か「故意ではない」かはその時の審判に判断がゆだねられます。
ただ、アレンジョンソンのような選手は非常にまれなケースで、ほとんどの場合倒さずに走った方が速いです。
出来るだけ走るスピードを落とさないようにハードル技術を高めていきましょう!
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