ハードル練習のポイント②

前回に引き続き、ハードル練習をする上で選手に意識してほしいポイントを紹介します。

腰が落ちていないか?

ハードル競技において腰の位置はとても重要になります。地を這うような低い姿勢では速くハードルを越えることはできません。

低い姿勢で走る選手で多いのは野球やサッカーなど他のスポーツと併用していることが多いように思います。他のスポーツにおいては低く構えて走る方が有利な場面があるからです。

例えば野球の盗塁の際は、牽制球も対応しながら横方向に向かってスタートダッシュします。短い距離なので加速中に次の塁に到達します。そのような場合は腰を落としてダッシュした方が盗塁を成功させやすいでしょう。

サッカーにおいても様々な方向に走る方向を変えながら進む場合は低い姿勢の方がいい場合があります。しかし、クリスティアーノ・ロナウド選手のランニングは腰が高い位置にあります。直線的に比較的長い距離をダッシュするためにはこのような姿勢がスピード維持のために有利だからです。ダッシュの使い分けが大切ですね。

ハードルにおいては方向転換も短い距離もないので、腰を高く保つことが大切になります。

腰が折れていないか?

ハードルを越える瞬間に腰が折れてしまう人がいます。過度な前傾姿勢と言ってもいいかもしれません。この動きはブレーキ動作に繋がるものなので、頭ー腰ー膝ー足のラインを一直線にすることを心がけてください。

ハードルを3台目、4台目と越えていくにしたがって姿勢が崩れていくこともあります。最後まで腰を高く保ち軸を感じながら走りきるイメージを持ちましょう。

ハードルの手前はスピードを上げる

スターティングブロックから勢いよく飛び出たのはいいけど、1台目のハードルの手前で減速してしまう場面はよく見られます。当然記録は落ちてしまします。ハードルを跳ぶ瞬間は、より勢いをもって飛び掛かるように跳びます。

恐怖心から減速してしまう人もいるでしょう。そこは低いハードルなどからの反復練習が必要になってくると思います。

ハードルの上でも進む!

これはジャンプの瞬間に決まることなのですが、イメージが大切です。

ハードルの上で「休む」のではなく、「前に進む」イメージを持つことが大切です。

まとめ

ハードルが速くなるためには「スピードを磨いてハードルになじむ」ことが大切になります。途中で「休む」意識を持たないように常に前に進むという意識が大切です。

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