4×100mRの練習方法

アスランでは陸上を最も楽しめる種目としてリレーを多く練習に組み込んでいます。

この記事ではアスランでも行っているリレーの練習方法について書きたいと思います。

手をバトンになじませる

まずはバトンを触ることから始めましょう。練習用のプラスチックのバトンもありますが、本番用の金属製のバトンを使うことも大切です。やはり、手で持つ感触が全く違うので、手になじませるという意味では本番に近いものがいいでしょう。

あえて短いものを使うことでバトンテクニックを向上させることもできます。普段から短いものを使うことで、本番でバトンが長く感じ、バトンパスが楽になる効果が期待できます。

バトンウォーク&ジョグ

ウォーミングアップの場面などでバトンを受け渡しを入れることもあります。リレーの技術向上の意図もありますが、走ることに集中できるという効果もあります。注意散漫になりがちな子やモチベーションが上がりづらい子には気分を変える意味で有効です。

その際には丁寧に渡すことを心がけます。絶対にいい加減に渡したり、落としたりという事が無いようにしましょう。ゆっくりのスピードでできなければ、ダッシュの時にできる訳がありません。

手のひらに丸を書いて、そこに向かってバトンを渡すという方法もあります。視覚的に目標が分かりやすくなり、集中しやすいという効果があります。

ウォーミングアップだけでなく、クールダウン、本番前、練習前などルーティーン化することをお勧めします。

直線での練習

4×100mRは基本的にカーブでバトンパスをしますが、いきなりカーブで練習するのは難しい物なので、まずは直線を使って練習しましょう。

最初は10m手前から6,7割程度の速度で走りバトンパスします。受け手側は構え方やマークや前走者との距離感、スピード感に慣れるように繰り返し練習します。

相互のコミュニケーションはとても大切です。どちらも渡しやすい腕の角度や受けやすい声のかけ方など主張をし合って技術を高めていきます。

ある程度のスピードで渡せるようになったら全力のスピードで練習します。体力の限界があるので、全力では何本も練習できません。1本1本を集中して行ってください。

テイクオーバーゾーンは20mあります。その間で渡す必要があるのですが、ただ渡せればいいという訳ではありません。「スムーズ」に渡せているかが重要なので繰り返しの練習が必要になります。

また、それぞれが50mを走り、合計100mのタイムを測定する方法は技術の向上が数字で表れるのでおススメです。

100mバトンパス タイム測定し進歩を数値化する

カーブでの練習

前回の記事でも書いた通り、それぞれの走者で受け手側、渡す側の特徴があります。

前回の記事はコチラ↓

リレーの受け手側のスタート | ATHLAN(アスラン)・福岡陸上教室/福岡県福岡市/佐賀県唐津市

直線だけでなくカーブの練習をしっかり行いましょう。また、本番までにケガや病気などのアクシデントにより走順が変わることも十分考えられます。

複数の走者の練習をしておくことは、チーム力を向上させるうえでも大切です。

実践練習

アスランでは楽しみつつも、走りこませるという目的でリレーを行うことが多いです。走りこませることが第一の目的ではありますが、バトンパスに関しても拘って行います。

リレーを行う前、最中、後でしっかりバトンパスができているか、できていたかフィードバックします。そして何が理由で出来ていて、出来ていなかったのか考えたり意見を出し合ったりする時間も大切です。

まとめ

リレーは陸上競技唯一のチームプレーです。

普段は寡黙で、黙々と一人で練習するのが好きなタイプでも、リレーの時はチームメイトとのコミュニケーションが欠かせません。恥ずかしがらずにしっかりと自分の意見をぶつけましょう。

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