ハードル練習のポイント①

ハードル種目は障害物を超えてゴールに向かって走る種目です。単純にまっすぐ走るのとはわけが違ってきます。1回1回のハードリングで姿勢を変形させていかなくてはいけません。

「効率」を考えるのであればできるだけ体勢を崩さずに、まるでハードルが無いような状態で走るのが一番です。

そのため、他の短距離走よりも「体勢」を崩さないための能力が重要になっていきます。

ジョギングでも気をつけよう

ハードルを跳ぶことだけがハードルの練習ではありません。普段のジョギングから意識できることがあります。

ジョギング中の意識

①背筋を伸ばして、頭の位置を高く、腰の位置も高くする
②左右のバランスを良くする
③着地の足は重心の真下に着地させる

この3つを意識してジョギングをすると、身体は自然と前に進むようになります。スピードの向上を感じながら意識してみてください。

軸は常に意識する

頭ー肩ー腰ー膝ー足のラインが一直線になるように意識し、崩れないように前進する。筋肉で立つのではなく骨格で立つイメージが大切。

着地脚のひざ

着地の瞬間にひざが過度に曲がらないようにする。指導者からは腰が落ちている!と言われることもある。

ひざから下のイメージ

脱力させる。ドリルとしてトロッティングなどで脱力感を養うこともできる。ジョギング中に意識しても良い。

体幹

ジョギング中にぐらぐらしないように安定させる。できない場合は筋力が足りていないので、腹筋・背筋・お尻などを中心に筋トレを入れる。

ハードル上達のためには

以上のようにジョギング一つとっても意識するポイントがたくさんあります。一番のポイントは1本の軸を身体の中心に感じながら、軸が折れ曲がらないようにイメージして取り組むことが大切だと思います。

次回もトレーニングのポイントについてお伝えしていきます。

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