ハードルの練習方法として一般的なものを今回も紹介していきたいと思います。
今回は「前に進むハードリング」を実践するための練習方法として「1歩ハードル」をおススメします。
やり方
- ハードル間は4m以上
- ハードルの台数は5~12台
- 1台目まではレースと同じ距離(女子13m、男子13.72m)
- ハードルの高さは最初は低く、徐々に高く。
動きのポイント
①「遠くから遠くへ」
前に進むことを意識する為にハードルの手前から踏み切って、ハードルの出来るだけ奥まで跳びましょう。高く跳ぶのはNGです。前方へ強く踏み切る意識です。
②リード足のひざをハードルにぶつける勢いで跳ぶ
強い踏切を意識する為に、振り上げた足のひざをハードルにぶつけるつもりで空中に飛び出してください。実際にぶつけると怪我をするので気を付けて行いましょう。
③着地時のブレーキをかけない
遠くへ跳ぶとつま先から着地してしまうことがあります。着地の意識としてはハードルを越えた先で真っすぐ立つイメージを持つといいでしょう。そうするとブレーキがかかりづらくなります。
④目線は3台先のハードル
ハードル競技時の目線は手前のハードルに集中するのではなく、少し先のハードルを見るといいでしょう。顎が上がると減速に繋がるので、顎を引いて少し先を見るようにして跳びましょう。
⑤腰の位置は常に高く
全体的には腰の位置が下がらないように意識し、前に!前に!の意識も忘れずにリズミカルに跳んでいきましょう。
まとめ
ハードル走はハードルを越える際に減速させないテクニックが必要になります。そのような「前に進むハードリング」を身に着けるために1歩ハードリングという練習方法はとても有効です。
練習メニューの一つとして是非取り入れてみましょう。
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