腕の使い方は高跳びにおいてはもっとも個性がでます。どれが正解とかはありません。重要なのは身体の軸に荷重できているという事です。
基本は同じ
最後の一歩で振り込んで(腕を下に振って)引き上げる。その際に脇はしっかり締めます。
腕が最下点(一番下)の位置で最も早くなっていることがどの跳び方にも共通のポイントです。
力でジャンプするパワー型の選手は腕を畳まずに比較的伸ばして使います。
助走のスピードの速いスピードタイプの選手は肘を曲げてコンパクトに動かすのがうまく使えるコツです。
ランニングアーム
走り幅跳びと同じように腕を前後に引き上げるタイプです。軸のたわみの最下点で、手が体幹のすぐそばを通るように動かします。その際に肩甲骨を締める感覚で力を入れ、上半身と腕を一体化させる感覚で振り上げます。
シングルアーム
右腕を上方へ差し上げるタイプです。差し上げるときに右手の手のひらで押し上げるように力を込めると肩甲骨周囲の「締め」が引き出されて一体化しやすくなります。
ダブルアーム
パワー型の選手に多いタイプです。両腕の脇を締め、上半身の両側から挟むように締め上げて、上半身と腕を一体化させ、軸に荷重します。スピード型にもいますが、その場合は肘を曲げてコンパクトに動かしています。
まとめ
走り高跳びの腕の振り方には3つのタイプがあり、どれが正解ということはないが、自分が最もしっくりくるものを選ぶ必要があります。
文字だけでは分かりづらい部分もあります。近々動画で紹介していきます。
走り高跳びの特徴についてはこちら
走り高跳びの特徴 | ATHLAN(アスラン)・福岡陸上教室/福岡県福岡市/佐賀県唐津市
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