短距離、長距離に関わらず、陸上選手にとってジョギングは基本のトレーニングです。アスランコーチの翼コーチもジョギングは最も大事なトレーニングと語っています。
ハードルにおいてもジョギングで意識してほしいポイントがいくつかあります。今回はそのポイントを紹介します。
1.姿勢を意識する
スピードの遅いジョギングはランニングフォームを確認するのにとても重要です。チェックポイントとしては
- 頭の位置を高く保つ
- 左右の傾きがないようにする
- 足が付いたときに腰が落ちていない
などです。
2.地面をとらえる
- 片足でブレないようにする
- 地面の接地時間を短くする
- リズミカルに前に進んでいく
- 重心の位置を高く、前に保持する
3.身体の各部位が進行方向に向かっているか
- つま先、ひざ、肩が開いていないか
4.リラックスできているか
- 肩がすくまないようにする
- 脇を締めすぎずリラックスする
- 手の指を開きすぎたり、強く握りしめたりしない
5.メンタル面の調整
- テンションが低すぎるとパフォーマンスに影響するので、高めていく
- ポジティブな気持ち(勝てる!自己ベストを出す!など)になる
- 実際のレースのイメージトレーニング
これらの意識をジョギング中に行うと自然とジョギングは速くなっていきます。ただのウォーミングアップにするか、パフォーマンスを向上させるためのトレーニングにするかは普段からの練習の向き合い方で全く異なります。
そしてもちろんそれはパフォーマンスの差となって表れるでしょう。
誰かができないことが、自分は出来たときに差となります。
意識を高めて頑張りましょう!
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